【株式会社ティ・アイ・エス】社員へ渡されたエールと心のバトン。

「これからは皆さんの時代です。今も大変努力されていることはよく知っていますが、これからは社員の皆さんそれぞれが主役となってこのティ・アイ・エスを盛り上げていってください」

2023年6月、株式会社ティ・アイ・エスさんの30周年記念祝賀会が行われました。

祝賀会の冒頭で平川社長から会場に集まった社員さんへ向けて伝えられたのは、感謝とエール。

今回は、記念すべき30周年記念祝賀会に密着させていただいたナビラズ編集部が、レポート記事をお届けします!

学生の皆さんが社会へ出て働くということは、その機会をつくっている企業があるということ。

だからこそ学生の皆さんが、長く続く企業の声に触れることには意味があると感じます。

企業が設立から30年続く確率は1%を下回ると言われています。

そんな確率の中でティ・アイ・エスさんが今もご活躍されている背景にはどんな出来事があったのか。

30周年を迎えた企業の社長さんはどんな考えを持っているのか。

ぜひ、最後まで読んでみてください。

運命的な出会いを思い返して

祝賀会は平川社長のお話から始まりました。

会場に集まった多くの社員さんがそのお話を心に刻むように聞いている姿が印象的でした。

今日はこんなに立派な祝賀会を開いてくれて本当にありがとうございます。

そして全員ではありませんが、ほとんどの社員の皆さんが集まってくれたことも大変嬉しく思います。

そして、まだまだ通過点ではありますがこうして30周年を迎えることができて良かったと感じています

感謝に続いて平川社長は、ティ・アイ・エスさんの設立当初についてお話しされました。

30年前に会社を設立した時、私は40歳でした。

自宅の一室で作業していたことを今でも思い出します。

その頃していたのは、様々な申請書の作成と就業規則の設定。

ティ・アイ・エスを設立する前に私は2つの企業で働いていましたが、そこで感じたのは就業規則の重要性でした。

規則がはっきりしていなければ思いもがけないことで問題が発生したり、誰かに迷惑をかけることがある。

そう知っていた私は会社設立をして間も無い頃から規則をつくり始めたんです

社長も社員も働きやすい会社でなければならない。立場は違えど平等でないといけない。

そういった思いからまずは会社の土台を築くために就業規則をつくり始めたと言います。

それらの作成は終わったのですが、自宅で仕事をしていると公私混同する場面もありましたから、とあるマンションの一室を借りて本格的に事業をスタートさせました。

しかし、名前も知られていないティ・アイ・エスがはじめから順風満帆にいくわけもなく、頭を抱えることだってありました

そんな時に私に声をかけてくれた方がいます。

その方のご協力もあり、ようやくある程度の売上をつくることができました。これが今のサービス事業に繋がります

今では100名以上の社員さんが働いているティ・アイ・エスさんにも、創業期の不安定な時期があったんですね。

ある程度の売上をつくることができたとはいえ、会社をこの先もずっと存続させることを考えると、別の事業もするべきだと私は考えました。

1つの事業しかしていない場合、その事業が社会から求められなくなってしまうと会社は潰れてしまいます。

だからこそ会社を支える事業の柱を増やしたいという考えを持ったんです。

そこで、ある先輩からモノづくりに関する“いろは”を教えてもらうようになりました。

それが続いて、最終的に自社で工場を構えるようになります。こうして今も続くFA事業が出来上がったんです

現在ティ・アイ・エスさんが事業としているのは大きく3つで、FA事業・サービス事業・エコシステム事業です。

それらは平川社長の会社を存続させたい、そのためには複数の事業が必要だというお考えが形になったものだったんですね。

その後に3つ目の事業にも挑戦しようと考えて、多くの企業さんとコラボレーションしてできたのが現在のエコシステム事業。

こうして今もティ・アイ・エスを支える3つの事業が出来上がったわけです。

これまでを振り返ると、どのタイミングでもティ・アイ・エスや私を応援したり協力してくれた方々がいます。

今のティ・アイ・エスがあるのはその方々との出会いがあったからだとも言えます

30年間で出会った方々に対して平川社長が感じていらっしゃる感謝が伺えました。

そういった方々の出会いは、運が良かったという言葉では片づけられないほどですが、それと同じくここにいる皆さんとの出会いは私やティ・アイ・エスにとってかけがえのないものです。

ティ・アイ・エスが30年続き、今日というこの日を迎えられているのはここまでにお話しした皆さんとの運命的な出会いおかげです。

本当にありがとうございます

社長から社員へ送るエールとバトン

30年を振り返り、今があるのは応援してくれた方々、協力してくれた方々、そして社員として働いてくれている方々のおかげだと改めて感謝を伝えた平川社長。

そして、平川社長から社員の皆さんに温かく、熱いメッセージが伝えられました。

30周年はとても嬉しいもので、今日を迎えられたことに感謝すると同時に誇りも感じます。

ただ、私はこれからもティ・アイ・エスが続いて活躍していくことを願っています

そしてこれからのティ・アイ・エスには社員の皆さんの力がもっと必要だと思っています。

会社というものは“人”が何よりも重要です。

人と人とのコミュニケーションも重要ですし、各人の技術も必要です。今も大変努力されていることはよく知っています。

ですが、これからもティ・アイ・エスが在り続けるためには皆さんの力が必要です。だからこそ、これからは皆さんの時代にしてください

主役である皆さんが少しでも技術を伸ばしたり、コミュニケーションを深めることでティ・アイ・エスはさらに成長します。

今後のティ・アイ・エスをぜひ盛り上げていってくれたらと思います

平川社長からのバトンとも捉えられるこのお話は、集まった社員さんにしっかりと届いていたように感じます。

ティ・アイ・エスさんは平川社長が設立した会社であり、その黎明期を主役となって支えたのは平川社長です。

30年を超えるこれからの時代は社員の皆さんに主役になって欲しい。そうお話しされる平川社長の言葉にはとても大きなエネルギーが込められていました。

株式会社ティ・アイ・エスさんの式典に密着してみて

今回は設立から30周年を記念する株式会社ティ・アイ・エスさんの式典に密着したレポート記事をお届けしました。

平川社長のお話、学生の皆さんはどのように感じたでしょうか?

会社に関わる全ての人が働きやすい環境をつくるために、会社設立時から就業規則を作成されたこと。

会社が存続するように3つの事業にチャレンジし、それが今でも続いているということ。

今の事業が在るのは応援してくれた方々、協力してくれた方々がいたからであり深く感謝していること。

株式会社ティ・アイ・エスが30年続いて今でも未来を見据えられる状況にあるのは、社員の皆さんとの運命的な出会いがあるからだということ。

これからのティ・アイ・エスの主役になるのは社員の皆さんであるということ。

それぞれのお話は平川社長のお人柄やお考えに触れることができ、ティ・アイ・エスさんや平川社長の魅力に触れることができます。

企業が社会に存在するということは当たり前ではなく、その背景には多くの協力や応援、運命的な出会い、そして誰よりも努力を重ねる主役がいる。

それをとてもリアルに感じることができたティ・アイ・エスさんの30周年記念祝賀会でした。

取材①

“惻隠の情” これが株式会社ティ・アイ・エスさんが掲げる社是。 辞書を引いたり、インターネットで調べてみると、惻隠の情とは「相手に同情すること、哀れむこと」というような意味を持つことが分かりました。 しかし株式会社[…]

株式会社ティ・アイ・エス 2

取材②

整理整頓された工場で作業着を着た方たちが真剣な眼差しで向き合っているのは… それは、多種多様な業界から依頼が寄せられる自動化設備です。 今回取材させていただいたのは、自動化設備事業だけではなく3つの事業を柱にご活[…]

株式会社ティ・アイ・エス 2

取材③

“確かな「ものづくり」を原点に、最良のサービスを提供いたします。”を経営理念として掲げ、FA事業・エコシステム事業・サービス事業を3本の柱として展開している株式会社ティ・アイ・エスさん。 第一回目のインタビューでは、平川社長が株式会社[…]

株式会社ティ・アイ・エスの事業紹介です。

株式会社ティ・アイ・エスの事業紹介です。FA、太陽光、サービスの3事業を「3本の柱」とした強固な経営体制を整えています。…

株式会社ティ・アイ・エス新卒採用

株式会社ティ・アイ・エスの採用特設サイトです。福岡・佐賀を拠点に産業機械製作のFA事業、太陽光発電システム販売・メンテナ…

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