今回は、ITというフレーズが一般的に認知される以前より情報通信事業を展開している日本電通株式会社(以下:日本電通)さんへ取材をしました。日本電通さんは現在、全国28,000件を超える企業様とお取引をし、業界の老舗として活躍されています。
第3回目となる今回の取材では、業界で活躍できる組織を作り続ける日本電通さんの“採用活動”に迫りました!
学生の皆さんは就職活動をするにあたり「企業の方はどんなことを考えているんだろう」「どんなポイントを重視して採用を行っているのだろう」と考えると思います。 それと同じように、福岡には「学生のことを考えた採用活動」を行う企業さんが[…]
福岡のみならず中・四国・九州に営業所を構え、IT事業や省エネ環境整備、コンサルティング事業を通して、企業のITインフラを支える日本電通株式会社(以下:日本電通)さん。 ナビラズで行った第一回目の取材では代表[…]
日本電通さんから取材を受けてくださったのは、人事課の園田織江さん、江口萌さん、2022年4月に新卒で入社したオフィス営業部の大垣亨太さん。
入社8年目の園田さんは、宮崎営業所で4年間営業のお仕事を経験した後、本社に異動し人事を担当して2年目だそうです。とても雰囲気が柔らかく、何でも相談に乗ってくれそうな優しいオーラを持った方です。
江口さんは日本電通に新卒で入社後、福山営業所にて1年間営業のお仕事を経験し、現在は人事を担当して3年目だそうです。取材当日、「こんにちは!よろしくお願いします!」とこちらが元気になるほどの明るい声と笑顔でお迎えしてくれました。
新入社員の大垣さんは福岡出身で久留米大学を卒業後、日本電通さんに入社しました。昨年まで学生だったことを感じさせないほど落ち着きがあり、時折見せるはにかんだ笑顔がとても素敵な方です!
今回は第一印象から個性あふれる御三方へ日本電通さんの採用活動について取材しました。取材中も笑顔が絶えず、とても明るい雰囲気でお話を伺うことができました。
取材したテーマは以下の3つ。
①日本電通さんならではの採用活動・研修について
②人事の方はなぜ大垣さんを採用したのか、大垣さんはなぜ日本電通さんを選んだのか
③大垣さんのこれからの意気込みと人事の方に伺う今後の採用活動について
日本電通さんの魅力がたっぷりと詰まった取材になりました。是非最後までご覧ください!
日本電通ならでは!!採用活動・研修の工夫。
まずは新入社員の大垣さんにお話を伺っていきます。
ー大垣さんは就職活動の際、そもそもどんな業界を目指されていたんですか?

大学在学中は携わってみたいと思える業界を見つけられず悩んでいたんです。
しかし、自分のキャリアプランを想像したときに、“営業の仕事”で培ったスキルは今後どんな職種で働くことになったとしても活かすことができる、と考え営業職を志望しながら就職活動をしていました
確かに、営業のお仕事で培うコミュニケーション能力はどんな分野でも活かされそうですよね。
では、大垣さんはどんなスケジュールで就職活動を行っていたのでしょうか?

3年生の夏ごろには興味を持った企業のインターンシップに申し込みし始めたのですが、コロナの関係で中止になってしまったんです。
秋ごろにようやく再開され始めましたが、そのほとんどがオンラインで行われるものばかり。
その後やっと合同説明会に参加できたので、本格的に就職活動を始められたのは3月になったころでした
ー22卒の方たちはコロナの影響で、就職活動を進めたくても進められないもどかしい日々を過ごされていたんですね。では、そういった学生の状況に対して日本電通さんではどのようなスケジュールで採用活動を行っていたのでしょうか。

日本電通は2月に企業説明会やセミナーを始め、3月には各大学に行ったり、各地で説明会を行っていました。
7月に久留米大学の学内説明会があったのですが、それが大きなイベントとしては最後だったと思います。その後の入社試験まで含めると8月末ぐらいまで採用活動を行っていました
ーちなみに採用活動において何名ほどの学生と関わる機会がありましたか?

ー200名以上!?
就活生はその中で人事の方の記憶に残るアピールをする必要があるんですね。
ー熾烈な選考の後、内定者にはどんな研修やフォローを行ったのでしょうか?

日本電通は内定式が10月1日にあるので、それまでの間、人事が内定者を訪ねて内定者面談を行いました。
面談では、入社までに不安なところがないか聞いたり、学生の悩みが限りなく小さくなるようにバックアップをしました。
内定式後は、12月、2月、3月に内定者研修を行い、内定者同士の絆を深めたり、社会人としての知識を蓄える研修を行いました
ー内定者面談があるのは心強いですね。学生に寄り添う採用を行う日本電通さんならではサポートだと感じます。
ーでは、12月からの研修では具体的にどんなことに取り組むのでしょうか?

研修は内定者同士初めての顔合わせになるので、仲を深めてもらうことがメインです。
そのために自己紹介や他己紹介、ミニゲームやレクリエーションという内容で1回1時間半の研修を計3回行いました
ー研修中の新入社員の方たちはどんな雰囲気でしたか?


最初からとても盛り上がっていて、良い交流になったと思います。
同期と話す機会ができたのはもちろん、さらに人事の方がどういう方なのかや、自分を知ってもらう場になったのでこの機会があってとても良かったです
ー入社前に同期と交流を深めておくと、4月からの入社が楽しみになりそうですね。その反面、やはり入社までの不安もあったと思うのですが、内定者面談ではどのようなことをお話ししたのでしょうか。

内定者面談は自分の悩みや今後に対する不安を解消する機会になりとても助かりました。
というのも、初めて会社に所属し社会人として働くので、分からないことや不安なことが多々あったんです。特に社会人として働くための準備について悩みを持っていました。
社会人になるまでの時間の使い方としてバイトだけに取り組む生活に疑問を感じていましたし、4月からの暮らしに対しても具体的に何をして良いのか分からない状態だったんです。
そのことについて具体的に相談ができ、とても良かったと感じています
ーやはり社会人の先輩方に相談できるというのはとても貴重な機会なんですね。
他にも、日本電通さんの特色ある採用活動の例として、就活生との連絡手段がチャットツールであると伺いました。就活生の立場から活用していた大垣さんの印象をお聞きしたいです。

連絡手段がチャットツールだったのはすごく便利でしたね。
メールや電話を使用することは社会人として必要な能力ですが、学生の立場からすると気軽に連絡できないということもあります。
しかし、日本電通のようにチャットツールを使用することで、気軽に相談できたのがとても良かったです。しかも、返信してくださる時に人事の方が“カタイ文章”ではなく絵文字を使ってくれたのが印象的でした


ーそういったコミュニケーションがあると、連絡しても良いんだなという雰囲気が生まれますよね。では、他に採用における工夫などはありますか?

学生に寄り添った採用活動で精神的負担を減らす工夫は、日本電通さんの懐の深さと、人事の方たちの人柄の良さに由来するんですね。
日本電通が選ばれた理由・選んだ理由。
まずは日本電通さんならではの“採用”について伺いました。
続いてお聞きしたのは“人事の方はなぜ大垣さんを採用したのか”“大垣さんはなぜ日本電通さんを選んだのか”について。
ーまず、昨年の採用コンセプトについて教えてください

求める学生像は明確に決めていません。その人が持つそれぞれの個性や特徴を見ているんです。
学生さんには、会社へ入るために繕った自分をアピールするのでなく、自分らしさを表現してほしいなと思っています
ーでは、学生のどんなところを見ているんですか?


私は会社や面接室に入ってくる時の様子も1つの要素だと思って見ています。
面接官の前ではないタイミングだからこそ、その学生さんの人柄が色濃く表に出ると感じています。
もちろんそこでの印象だけで全てを決めるわけではありません。
面接でもその学生さんの人となりや個性や良さを見つけるようにしています
ー結果として今年入社された方はどんな方々なのでしょうか。

大垣君の同期は全員で8名なのですが、基本的に真面目で一人ひとりがバリエーションに富んだ個性豊かな人だと感じます
ー個性を大切に見ているからこそ、皆さんがそれぞれ素敵なんですね!
ーでは日本電通さんが大垣さんを採用した理由をお聞かせください。

一次面接も二次面接もとても落ち着いていたんです。
二次面接の際、社長の前であっても堂々と自分の意見や目標を話をしていたのが印象的でした。
その様子を見て、お客さんの前であっても、落ち着いて自分の言葉で営業をしてくれるイメージができ、それが採用の決め手になりましたね

大垣君は合同説明会の際に声を掛けてくれたんです。その時からすでに印象に残っていました。
その後の集団面接でも他の学生が発言している時は頷いて話を聞いていたりと、面接に向かう姿勢が人一倍真剣だったと記憶に残っています
ーでは逆に、大垣さんが日本電通さんへ入社を決断した決め手はどんなものだったのでしょうか?

日本電通を選んだ最終的な決め手は、人事の方の雰囲気です。
一般的に企業の人事の方々は明るい方が多いように思いますが、その中でも“人事の方の姿はその会社の雰囲気が表に出る”と感じています。
その視点を持って説明会に参加すると、日本電通の人事の方々は明るくて元気で、きっとこの会社には良い雰囲気があるんだな!と感じたんです。
実際、会社に行ってみるとすごく明るい雰囲気で、研修中も楽しく過ごすことができ、自分が働きたい会社を見つけることができたと感じました
ー就職活動において、会社で働く人を重視したいというのはとても素敵な考え方ですね!自分の就職活動でも参考にしたいと思います。しかし、入社の決め手である人事の方々が会社から離れてしまった場合の不安などはなかったのでしょうか?

不安はありませんでした。
というのも人事の方々がすごく個性的でとてつもなく明るかったからこそ、個性や明るさを強みにしている会社だと感じることができたんです。
もし人事の方がいなくなったとしても、社員それぞれの個性を強みにする会社の雰囲気は変わることがないと感じました
ーなるほど!!人事の方の立ち振る舞いから日本電通さんの文化を感じたんですね。確かに園田さん、江口さんをはじめ日本電通の社員さんは皆さん明るくてとても馴染みやすそうな雰囲気を感じます!
新入社員が考える未来と日本電通の採用のこれから。
ここまでは日本電通さんの採用活動における工夫、そして新入社員である大垣さんが就職活動時に見た日本電通さんの印象、人事の方が見た大垣さんについてお伺いしました。
取材の最後に伺ったのは“これから”について。
まずは大垣さんの展望についてお話しいただきました。

まずは、入社して受けた2ヶ月半の研修で学んだことを発揮していきたいです。
そして、最終的には営業としての売上を上げつつ、社内でのコミュニケーションを深めながら会社の発展に貢献できる社会人になることが目標です。
2ヶ月半の研修は働くという漠然としたイメージをより具体的にしてくれました。この機会で一つひとつ丁寧に教えてもらったことを糧にして活躍していきます

大垣君は視野が広く、気配りや目配りができるという長所があります。
だからこそ、周りの人を思いやりながらも、まずは自分の目標や軸を大切にしてそれに向かって突き進んで欲しいです。
そして仕事の経験を積んだ後に、長所である視野の広さを活かして後輩の育成にも励んでほしいと思っています
ー学生と年齢の近い社会人の方のこれからに対する意気込みを聞いて、僕も学生生活をもっと充実させていきたいと感じました。
では、最後にこれからの採用活動において工夫していきたいことを教えてください!

去年の就職活動で大垣君は“人をみる”という部分を大事にしていました。
これは大垣君だけでなく、今の学生さんが求めることでもあると感じます。
そこで、昨年よりもさらに日本電通の雰囲気を学生さんが感じ取れるように工夫していきます。
説明会では、働く社員の様子を撮った写真を資料の中に増やしたり、ブースの横には大きく引き伸ばした写真を飾ったりして日本電通の雰囲気が伝わるように取り組んでいきます

他にも、会社のインスタグラムはこれからも力を入れて取り組んでいこうと考えています。
すでに行っていることで言うと、日本電通の事業や採用に関わることだけでなく、もっと会社の中身が伝わる写真を載せているんです。
例えば、会社で開催したBBQの様子や日頃のランチの様子など。
是非、この記事を読む学生の方々にも見てもらいたいですね。次の企画は“突撃!課長のお昼ごはん”をやろうと思っています!
学生の皆さんは就職活動をするにあたり「企業の方はどんなことを考えているんだろう」「どんなポイントを重視して採用を行っているのだろう」と考えると思います。 それと同じように、福岡には「学生のことを考えた採用活動」を行う企業さんが[…]
福岡のみならず中・四国・九州に営業所を構え、IT事業や省エネ環境整備、コンサルティング事業を通して、企業のITインフラを支える日本電通株式会社(以下:日本電通)さん。 ナビラズで行った第一回目の取材では代表[…]
日本電通株式会社さんのお話を伺って。
今回は日本電通株式会社人事課の園田さんと江口さん、オフィス営業部の大垣亨太さんに取材をさせていただきました。
就活生にとっては、参考になる考え方や内容がたくさんあったのではないでしょうか。
そして日本電通さんの魅力にもたっぷり触れることができたと思います。
まだまだ慣れない取材で緊張する私ですが、優しく引っ張ってくださる人事の方々に助けていただき、日本電通さんの“思いやりの深さ”を実感することができました。
人との繋がりを大切にし自分自身の個性を生かして働きたい学生さんにとって、日本電通さんはピッタリの会社だと思います!
日本電通さんの魅力は今回の記事だけでは伝えきれないほどたくさんあるので、第1、2回目の取材記事や日本電通さんの公式インスタグラムもチェックしてみてください!
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