“良い建物を設計しても、お客様が本当に必要な物を提供できたかどうかが大切。社訓である【思いやりと誇りをもって】とは多様なニーズに対応し、広い視野でオリジナリティあるモノを生み出すこと”
そう語るのは株式会社フタバ設計の二場安之社長。
福岡市三筑、“設計”を通して、みなさんの生活を支える株式会社フタバ設計(以下:フタバ設計)さんの本社があります。 フタバ設計さんが行うのは公共事業。 つまり、みなさんが街を歩けば目に入るモノから、気がついていないけれど必[…]
株式会社フタバ設計(以下:フタバ設計)さんは、建設コンサルタント業、補償コンサルタント業、測量業、一級建築士事務所として、私たちの暮らしに必要不可欠であるインフラ構築のための設計を行う会社です。
そんなフタバ設計さんから今回は営業部の鳴尾妹子さんと総務部の中山祐菜さんに取材しました。
ここでしか聞けないフタバ設計さんの魅力、お二人がお仕事をするうえで大切にする想いをお伺いすることができました。
ぜひ、最後までご覧ください!
フタバ設計を支えるお二人の仕事とは!?
まずは、お二人のお仕事についてご質問。
営業部の鳴尾さん、総務部の中山さんお二人が、フタバ設計さんに入社されてから感じるお仕事に関する気付きやお考えについてお話いただきました。
はじめに、営業部の鳴尾さんのお仕事内容についてお話いただきました。
営業事務の仕事は、指名願い・入札業務・契約に関する書類、官公庁への対応、登録業務等を主に行います。
フタバ設計は公共工事に関する仕事なので、自治体へ営業を行います。自治体営業は民間企業とは違い、大々的に営業する場面がありません。
営業の仕事は営業相手である官公庁や行政の方々を訪ね、“名刺置き”に名刺を置くことから始まります。民間企業への営業の様にアポイントを取ってお話することは、行政の方への営業活動では難しいので、会社名と顔を覚えていただくことからのスタートになります。
実際にお会いする際には、パンフレットなどを用いながら、会社の実績等のアピールを行なっています。
そして各官公庁へ指名願いを提出した上で見積依頼や指名通知をいただき、落札した後受注への運びとなります。
こういった営業のお仕事をする方をサポートする立場として、日々お仕事をしています
※指名願いとは、公共工事等の受注を希望する業者に必須の手続き、入札参加資格審査。
官公庁や団体、地方自治体などが入札を行う際に、その契約(発注)対象者としてふさわしいかどうかを事前に審査してもらうための申請手続きのことを指します。
指名願いがないとそもそも受注希望ができないと初めて知り、会社にとって営業というお仕事は重要であることを知りました。
鳴尾さんは油断のできない緊張感のある感覚でいつもお仕事をされているとお話ししており、鳴尾さんのお仕事に対する責任感と情熱を感じました。
キャリアチェンジのためフタバ設計さんへ入社されたと話す総務部の中山さんはどのようなお仕事をされているのでしょうか?
総務部の社員として、他の社員のスケジュール管理や来客対応、従業員の各種手続きを主なお仕事としています。
新しい社員が入社してきた場合、はじめは総務がサポートをすることもあり、広く会社に関わるお仕事をしています。
例えば“社員のスケジュール管理”でいうと、今日この社員は何時にどこに居るという大まかなスケジュールを把握しておくことで、外部の方からの電話の取り継ぎなどをスムーズに進めます
会社全体がスムーズに動けるようサポートをする総務のお仕事。まさに縁の下の力持ちですね。
総務と言われると具体的にどんなことをするお仕事なのか分からない部分も多かったので、貴重なお話を伺うことができました。
では、お二人がお仕事をするうえで大切にしていることはありますか?
私は、仕事をするうえで慎重に進めることを大切にしています。先ほどお話しした指名通知関連の入札業務がありますが、この提出書類は一文字であっても訂正することができません。
まさに一つのミスでさえ会社に大きな影響を与える恐れがあるため、丁寧に仕事をすることを心がけています。
なので、数をこなすというよりも、丁寧に一つ一つをこなすことを意識しています
私は広く周りを見ることを大切にしています。
総務は会社全体の動きを把握しておかなければならないので、ちょっとしたことにも気付けるよう常に視野を広く持つことを意識しています
お仕事の内容や部署が違うように、お二人も普段お仕事をする際に意識されているポイントが違う点が特徴的ですね。
多様な人や部署によって一つの会社は成り立っているのだと改めて感じたお話でした。
フタバ設計の性別問わず働ける環境の秘訣に迫る。
インタビューの中で特に印象に残ったのは、お二人が話すフタバ設計さんの社内待遇や行事の充実度、そして何より社員同士の仲が良いということでした。
学生の皆さんにもぜひ知っていただけたらと思います!
まずは社内待遇について。
フタバ設計さんにはどのような社内待遇(福利厚生など)があるのでしょうか?
※福利厚生とは、会社が従業員に提供する「給料や賞与以外の報酬やサービス」のことです。会社ごとに福利厚生の内容や種類が異なるのも特徴です。
主な福利厚生として、社会保険・労災保険・生命共済・業務災害保険などがあります。
また、フタバ設計で独自に制定している福利厚生として育児休暇や特別休暇、交通面でのサポートなどがあります。福利厚生の多様さもフタバ設計の強みの一つです
今回の取材で初めて福利厚生の内容を知ったライター中島。働くうえで、福利厚生は重要なポイントだと感じました。
実際どのようにして福利厚生を活用していますか?
自転車通勤に関して利用したことがあります。通勤中にケガをしてしまったため通院費などを会社からサポートしてもらいました。
他にも、育児休暇や介護制度を活用している社員もいますし、こうした福利厚生が多様にあり、さらにそれを活用しやすい空気感がフタバ設計ならではの働きやすさに繋がっていると思います。
おかげさまで、怪我もしっかり治りましたし、また復帰できる環境が弊社にはあると感じました
“復帰できる・性別問わず受け入れてくれる環境がある”という環境は、女性目線としてとても働きやすい環境だなと感嘆するばかりです。
実際に、鳴尾さん・中山さんを含め女性社員さんは何名いらっしゃいますか?
女性の社員は、事務職と技術職(設計)を合わせて15名います。割合は、技術職の社員が多く、事務職は7名ほどです。技術者として活躍する女性の姿も素敵ですよ!
それに、確かに弊社には女性が働きやすい環境がありますが、“女性だから”というように、性別で区別されないことがより働きやすさに繋がっていると思います
性別ではなく、その人自身を見る。そう語る鳴尾さんのお姿は非常に生き生きとしていました。お話をお聞きしながら、フタバ設計さんには自分のスキルや仕事への学びを高められる環境があることを発見しました。
フタバ設計で働く方々はどんな人?
続いては、社内行事と社員の方々の仲の良さについてお伺いしてみました。
イベント行事に目が無いライター中島。社内行事の単語を耳にした時からお話を待ち侘びておりました。早速、お話をお伺いしてみます!
社内行事とは、具体的にどのような行事があるのでしょうか?
近年は、新型コロナウイルスの影響で開催されていませんでしたが、
それまでは、普段なかなか宿泊できないような豪華宿泊施設での国内・国外研修旅行や忘年会、湯布院にあるフタバ設計が所持している研修所(源泉かけ流し付き風呂)での宿泊などがありました
すごく楽しそうです!!社員全員での行事があることで社員さん同士の仲も深まりますよね!
そうですね。通常、社内行事は積み立てや会費で賄うことが多いと思うのですが、フタバ設計では全て会社負担しています。
忘年会も泊まりがけで行われるので、帰宅時の危険やアルコールに関わるトラブルなどを防いでくれますし、より深くコミュニケーションが取れるようになっているなと感じます。
忘年会や社内行事があることで、社内の親睦が深まり、違う部署の社員とも交流が深まるため、社員同士の仲が良いと思います。実際に私も忘年会などで普段関わりが少ない他の部署の方々と親睦が深まりました
皆さんの仲の良さには社内行事から生まれる親睦が影響しているのですね。普段関わることが少ない他の部署の社員さんと交流が深まることで、他の部署の動きや横の繋がりが深まり、お仕事の質や効率アップに繋がるのだと感じました。
インタビューの最後に、フタバ設計に向いている人とはどのような方なのか質問してみました。
向上心を持ち、積極的に行動できる人かなと思います。やはり仕事をしていると必ずしも楽しいことばかりではなく、時に大変なこともあります。
そんな時に投げ出してしまうのではなく、地道にコツコツと努力することができる人であれば、仕事もできるようになるのではないかなと思います。
これはもちろん、弊社に関わらず全ての仕事に共通することだと思っています
私は、気付く力を持っている人が良いのかなと思います。これは第一回目のインタビューでも二場社長が話していたことでもあります。
総務の仕事は特に広く周りを見る力が要求されます。
会社としての活動がスムーズに回るようにサポートするのが総務の仕事ですので、ちょっとした疑問や気づきも見逃せません。
私もそうやって社員のみんなが働きやすい環境を作っていきたいなと思っています
株式会社フタバ設計さんのお話を伺って
今回は株式会社フタバ設計営業部の鳴尾妹子さんと総務部の中山祐菜さんに取材させていただきました。
第一回目の取材では会社全体のことや経営に関することについて二場社長にお伺いしましたが、今回は具体的なフタバ設計さんのお仕事や福利厚生、会社の雰囲気などについて質問することができました。
お話からは、お仕事の内容はもちろんですが、会社全体で社員さんを大切にする気持ちを持っている雰囲気を感じ取れました。
フタバ設計さんのことが少しでも気になった方は、第一回目の取材記事や会社ホームページもぜひご覧ください!
福岡市三筑、“設計”を通して、みなさんの生活を支える株式会社フタバ設計(以下:フタバ設計)さんの本社があります。 フタバ設計さんが行うのは公共事業。 つまり、みなさんが街を歩けば目に入るモノから、気がついていないけれど必[…]