【佐藤産業株式会社】全ては日本の農業を支えるお客様のために。

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見上げても足りないほど大きな倉庫。そこでは膨大な数の商品が管理されていました。

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ここにある全ての商品はお客様のためを想ったもの。その数は1500種類を超えます。

商品一つひとつの裏側には、農家の皆さんが喜ぶ姿を想う佐藤産業株式会社さんがいます。

今回は、ビニールハウス資材を世界最大の品数で取り扱うハウス資材メーカーの佐藤産業株式会社(以下:佐藤産業)さんに取材。

40年を超えて農家の方々を支える佐藤産業さんの企業文化や精神に迫ります。

お話を伺ったのは、佐藤隆寛代表

ご自身も佐藤産業の営業マンとして日本全国を飛び回り、お客様に寄り添う営業を続けてきたご経歴をお持ちです。

そして今もなお、お客様に寄り添い続ける精神は健在で、現在も一部の地域で営業を行っているそう。

佐藤産業さん、さらには日本の農業の未来を見据える佐藤代表、その考えや想いを取材しました。

仕事にやりがいを求める就活生に必見の内容!是非最後までご覧ください!

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お客様と共に成長する佐藤産業。

1500種類以上の商品を作り続け、農家の方と信頼を築き上げてきた佐藤産業さん。

そんな佐藤産業さんが掲げる企業理念である社員の幸せを追求し、共に人間性を高める。お客様、仕入先に喜ばれ、共に成長し続けるにはどんな想いが込められているのでしょうか?

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佐藤産業はビニールハウスの施設園芸メーカーとして、モノづくりを行っている会社です。

モノづくりにおいて大切なのはお客様と仕入れ先の方々。

メーカーとして仕入れ先の方々の協力なくしては、お客様に喜んでもらえるモノは作れません。

仕入れ先の方々との信頼関係を築く、その信頼がお客様の喜びに変わる。この一連の流れが日本の農業発展へ繋がります

お客様の喜びを生み出し最大化するために、仕入れ先の方々と信頼を築き共に成長する。

それが日本の農業発展に繋がるという情熱が込められた理念なんですね。

では理念のうち「社員の幸せを追求し、共に人間性を高める」にはどのようなお考えが込められているのでしょうか。

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お客様や仕入れ先の方々と接するのは佐藤産業の社員です。

だからこそ、まずは社員自身が幸せを感じる状態になければならないと考えています。

会社として社員の幸せを追及する。

それがお客様や仕入れ先の方々の信頼や喜びに繋がり、農業の発展に到達すると考えています

社員の幸せがお客様や仕入れ先との信頼に繋がる。

確かに、自分に余裕がないときは周りの人への優しさを忘れてしまうこともあるかもしれません。

ただ、お仕事をしている以上、辛いことがありストレスを抱えてしまうこともあるのではないでしょうか?

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仕事をするということはその道のプロになるわけですから、もちろん辛いこともあります。

ですが、できないことが多いのは当たり前であって、それを一つずつ乗り越えた先に成長があると思います。

そして社員の成長に対しても会社として環境を整えなければなりません。

そこで佐藤産業では、教育制度や社員同士のコミュニケーションの円滑化にこだわっています

確かに、工場やオフィスを見学した際も、皆さんが和気あいあいと話している姿が印象的でした。

こういった誰かと話がしやすい環境もストレスフリーと成長に繋がりそうですね。

社員の幸せのために雰囲気や環境を整えるというお話、学生の僕でも素敵だと感じるものでした。

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企業理念とは別に、基本理念の誠意・創意・実践が佐藤産業さんにはありますが、これにはどのような想いが込められているのでしょうか。

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お客様に寄り添い続け、お客様が喜ぶモノを常に作り続けるという誠意。

今できないことも、将来的にはできるように機械や装置に投資したり、お客様や協力企業と話したりして課題を解決していくための創意。

このようなサイクルを常に繰り返していく実践。

この誠意・創意・実践がお客様との信頼を築いていくうえで特に大切だからこそ、基本理念にしています

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時代の変化を見据えた佐藤産業の組織作りに迫る。

ここまではお客様と仕入れ先の方々、そして社員の方々を大切にする佐藤産業さんの理念について伺うことができました。

続いてお伺いしたのは佐藤産業さんの組織作りについて。

企業理念や基本理念をもとにどのような組織が作られているのかとても気になります。

組織作りについてお伺いして、学生の皆さんも佐藤産業さんで働くことのイメージを膨らませてみましょう

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組織作りの根本にあるのもまた、お客様が喜ぶ姿です。

お客様に対して最適なご提案をする。そのために必要な組織作りを行っています。

先ほど話した、社員の幸せや働きやすい職場というのも組織作りの一例で、特に佐藤産業が力を入れて取り組んでいるのが、“平等なリーダーシップを持ったフラットな組織作り”です。

これは、柔軟な組織を作るために行っています。

例えば、各部署がどんなにすごい技術を持っていても、互いに協力できなければお客様のためにはなりません。

部署内での連携はもちろん、異なる部署との横のつながり、先輩との繋がりもフラットを目指しています。

平等なリーダーシップを持ったフラットな組織作りのために、例えば社員の席を決めないことで様々な社員が交流できるきっかけを作ったり、オフィス自体を解放的な空間にすることで、異なる部署との交流の促進をしています。

また、私も空いた時間には、工場やオフィスを歩いて社員とコミュニケーションをとれるよう心がけています。

全てはお客様のためにベストなものを作りたいという想いからの組織作りです

佐藤産業さんの組織作りの根本にもお客様への想いがありました。しかも、組織作りを代表様自らが率先して行う姿に、心を打たれました。

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では、お客様の喜びとフラットな組織作りはどのように結びつくのでしょうか

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前の時代は、会社の発展のために上下関係は厳格なものの方が良いとされていましたが、現在は変化の激しい時代になりました。

つまり、私たち佐藤産業に変化がなかったとしても、お客様が求めるモノには変化が生まれる時代なんです。

この時代に適応して生き残っていくためには、組織の柔軟性が必要です

フラットな組織作りは、時代に対応するための秘策だったんですね。

では、未来を見据えた経営を行う代表様は、社員の皆様にどんなことを求めているのでしょうか。

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社員に求めてるのは、“当たり前のことを当たり前にすること”そして“柔軟に活動すること”です。

変化に対応するためには柔軟性が必要です。

実際、佐藤産業では1500種類を超える商品を作って、お客様それぞれのお悩み解決をお手伝いしています。

しかしそれは簡単なことではなく、お客様に何かをご提案できるということは、そこに信頼関係があるということです。

だからこそ当たり前のことは当たり前にしなければならない。

それがコツコツと信頼のかけらとなって積み重なり、最終的にはお客様に商品のご提案をすることができます。

お客様との出会いを大切にして信頼を築く。

信頼関係から生まれるお客様の言葉を元に、自由な発想を持って商品を提案する。これが私たち佐藤産業の仕事です

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社内にプロの料理人!?食を通して見える佐藤産業の価値。

実は、今回の取材の合間に、なんと佐藤産業さんの食堂でランチをいただきました。

料理人の方がキッチンでランチを作り、そこに社員さんが集まります。

ご厚意でこのランチを僕もいただき、その美味しさに感動しました。

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会社の中に食堂があり、プロの料理人の方が腕を振るうというのはとても珍しく感じますが、どのようなお考えでこの取り組みを行っているのでしょうか。

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社内食堂を通じて食に興味を持ち、食の喜びや有り難さに触れて欲しいからです。

佐藤産業の事業の最終的なお客様は農家さんです。

つまり、食事を通して自分たちの仕事がどんな方の役に立って、どういう価値を生み出しているのかを感じてもらいたい。

食への興味が仕事へのやりがいや、お客様に寄り添う心を育てると考えているんです

いただいたランチはとても美味しく、会社内にこんな施設があるなんて素敵だなと感じていましたが、そこには佐藤産業さんの事業がどのような社会的価値を生み出しているか実感してほしいという想いがあったんですね。

どれも美味しいものばかりでしたが特にお米の味が印象的でした。

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ランチで使っているお米は東北のお客様が作ったものなんです。

そのお客様には米の苗を作るシステムを使っていただいており、そこには佐藤産業の商品が使われています。

お米一つをとっても“どうしてこのお米は美味しいんだろう”と考えることで、農業に興味を持ち、調べ、知識を蓄えることができる。

社員に、佐藤産業の事業は農業をはじめ、食卓の美味しさを支えているというやりがいを知ってほしい。

些細な気づきから成長して仕事に活かしてほしい。その想いを込めて食堂を設置し、平日はランチを提供しています

佐藤産業さんの取り組みを知れば知るほど、日本の農業全体を見つめ、発展させていきたいという熱い想いを感じます。

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ここまで多くの佐藤産業さんの魅力に触れてきましたが、代表様が思う佐藤産業さんの魅力についてお伺いしてみました。

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一番の魅力はお客様が喜ぶモノを作れることです。

メーカーとして大切なのは自己満足ではなく、いかにそのお客様に喜ばれる商品を作り続けられるかということ。

お客様に寄り添って、本当に求めているものを作る。

だからこそ多くのお客様から“ありがとう”という言葉をいただけますし、社員のやりがいにも繋がります。

お客様のためにモノづくりできる環境が、佐藤産業の一番の魅力ですね

では最後に、佐藤産業さんが求める人物像について教えてください。

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夢がある人が良いですね。

夢がある人はエネルギーがあります。

まずは個人的な夢でも、佐藤産業の理念に共感する夢でも良いと思います。

夢があることがエネルギーになり、自ずと変化を求めて成長していきます。

そういった方と共に日本の農業を発展させたいと思います

佐藤産業株式会社さんのお話を伺って

今回取材したのは、佐藤産業株式会社さん。

どんなお話を伺っても必ず「お客様のために」という軸があり、その軸の強さと太さを感じました。

特に印象的だったのは、食堂に込めた想いのお話。

実際のお客様の食材を用いるという工夫で、社員の方々のやりがいに繋げつつ、お客様との関係を築く食堂にする。

ここに、代表様の心を働かせたお考えが反映されていると強く感じました。

また、お客様や仕入れ先の方々と“持ちつ持たれつ”の関係を築き、日本の農業を支え、発展させている佐藤産業さんを見て、競争よりも助け合いの重要性を改めて認識しました。

優劣を決めがちな今の時代でも、互いに尊重して支え合う。この精神や文化がある佐藤産業さんはとても魅力的でした。

今回の記事で、佐藤産業さんに興味を持った方は、ぜひ佐藤産業さんのHPやお仕事の様子が分かる動画もご覧になってください。

佐藤産業

佐藤産業株式会社はハウス資材品揃え世界最大メーカーです。施設園芸(温室ビニールハウス)部品など農業資材部品を多数取り扱っ…

 

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