【株式会社ドーケン】計画設計部の業務と雰囲気に迫る!

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“コンクリート製品の設計と聞いて、皆さんはどのようなものを想像するでしょうか?

私は、コンクリートってどれも同じではないの?」「コンクリートは設計をするものというよりも、現場で型に流し込んで固めるものではないの?と疑問を持ちました。

実は、“コンクリート”には現場で型に流し込んで固める「現場打ち工法」と、工事現場で組み立て・設置を行うためにあらかじめ工場で製造される「プレキャスト(PC)工法」があるそうです。

今回ナビラズでは、そんなプレキャストコンクリートの設計・製造を行う株式会社ドーケン(以下:ドーケン)さんを取材いたしました。

ドーケンさんから取材を受けていただいたのは、計画設計部の尾崎哲一さん、家宇治匠さん、坂本美優さん。

御三方の視点からドーケンさんの事業内容や、計画設計部やドーケンさん全体の雰囲気についてたくさんお話しいただきました。

就活生の皆さんにとってきっと参考になるお話ばかり!ぜひ最後までご覧ください!

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株式会社ドーケンとは?

ドーケンさんは、主に高層マンションの柱や梁(はり)などに使用される、プレキャストコンクリート部材の開発、設計、製造、管理を中心に行っている会社さんです。

プレキャスト工法は、現場打ち工法とは異なり、天候に左右されず高品質のコンクリート製品を製造できることが特徴。特に高層建築物の軸となる柱や支えとなる梁は、簡単に折れてしまっては大問題。

そのため、品質が良く強度の高いプレキャスト工法が用いられることも増えているそうです。

そんな建物の重要部分を担うドーケンさんは、過去にどのような事業に携わったのでしょうか?

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家宇治さん

ドーケンの大きな仕事として、学生の皆さんが分かりやすい例を挙げるとPayPayドームでしょうか。

他にも最近の大きな事業としては、照葉のアイランドシティにある高層マンションや西新のプラリバ跡地などにも携わっていますね。

九州以外ですと、関西・関東のプロジェクトに関わることが多く、過去には56階建のマンションの建設にも携わりました

PayPayドームに、アイランドシティ、プラリバ!

福岡では誰もが知っているような建物の建設にも関わっているのですね!

さらには九州のみならず関西・関東でもご活躍されているドーケンさんが過去に関わった建物の写真は、取材でお邪魔させていただいたお部屋にいくつも掲示されており、数々の実績を感じられました。

では、実際、コンクリート製品はどのような流れで製造され、現場に届けられるのでしょうか

株式会社ドーケン 5  家宇治さん

まず、設計部門が現場と打ち合わせを行いながら部品の図面を作成します。

次に、管理部門で配筋(鉄筋コンクリート建築物における鉄筋の配置)などが図面通りであるかどうかを確認し、問題がなければ製造部門でその図面に合わせて製造を行います。

続いて、管理部門が製造した製品のチェック・出来形検査を行います。

最後に、管理部門が現場と出荷タイミングのすり合わせなどを行い、現場に納品するところまでがドーケンの仕事の流れです

ドーケンさん内部で部品の設計から製造、現場に届くまで全てを担っているのですね!

株式会社ドーケン 5  家宇治さん

特にドーケンでは飯塚の本社に全ての部門が集まっているので、一貫して事業を行いやすい環境になっていると感じます。

やはり同じ敷地に全ての部門が集まると、部門間連携はスムーズになっていると感じます

大きな企業になればなるほど、本社と工場が全く違う場所にあるということが多いです。

その点、ドーケンさんは1つの敷地に全て集約されており、部門間の距離が近いため、連携が取りやすいということですね。

そんなドーケンさんが持つ事業の強みとは何でしょうか?

株式会社ドーケン 5  家宇治さん

プレキャストコンクリート工場として、九州では珍しい高強度のプレキャストコンクリートを製造できるところです。

コンクリートは様々な機会に用いられますが、多様に使用機会があるからこそ強度というものは幅広く必要なんです。

この点に関して、しっかりと対応することができるというのはドーケンならではの強みかなと感じます

九州内で唯一無二!

建設業界についてあまり詳しく無い私ですが、「ドーケンならでは!」とお話しされる姿はカッコよく、自社の技術に大きな誇りを持っておられるのだなと感じました。

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ドーケンの「計画」とはどんな仕事?

ここまではドーケンさんの事業について詳しくお伺いしましたが、続いて質問したのは今回取材を受けてくださった御三方が所属されている計画設計部について。

計画設計部では現在、社員6名、パート2名、派遣2名の10名様でお仕事をされているそうです。

計画設計部と聞くと「設計」の部分はなんとなく想像できますが、「計画」の部分がどのようなお仕事なのか想像できないのではないでしょうか?

ということで早速、計画設計部のお仕事についてお伺いしました。

株式会社ドーケン 5
家宇治さん

まず、ゼネコンさんから“このような部品を製造してほしい”という依頼を計画設計部がいただきます。

その際、建物全体の設計図や意匠(建物の完成イメージ図)、構造図などもいただき、それらに則って各部品の設計を行っています。

しかし、私たちの仕事は図面を書くだけではありません

相手の企業様と打ち合わせを重ねて要望に対応し、より良い設計を行いつつ、自社で製造しやすいように設計を進めていくこと、製造で必要な材料などの計画を立てることも大切な業務です

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坂本さん
パート・派遣社員は、社員さんが作成した図面がゼネコンさんや現場からいただいた資料にきちんと対応できているかをチェックする、作成された図面から必要な材料を抜き出し整理して数量表を作成するなど、どちらかというと“計画”にあたる仕事を行っています

なるほど!相手の要望と自社のすり合わせや、コンクリート材料の使用量の調整、図面のチェックや数量表の作成など、設計以外のお仕事もあり、それが「計画」にあたっているのですね。

図面を書くだけでなくそこに関わる多くの仕事も担っている。そんな計画設計部ですが、どのような際にお仕事のやりがいを感じるのでしょうか?

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坂本さん

やはり仕事をしていると、難しいと感じることがあります。

それにミスがあっては多方面にご迷惑をおかけしますのでとても緊張しながらお仕事をしています。

ですが、全てミスなく次の担当の方に引き継ぐことができると大きな達成感を得ますし、ほっとします

建物の根幹に関わることですので、私では想像できないくらいお仕事中はとても緊張されると思います。だからこそ達成感は他には代え難いほど大きいのではないでしょうか

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坂本さん

以前、お仕事に関わった建物が完成した後にたまたま付近を通る機会がありました。

実際にできあがった建物を見ると私が図面をチェックした部分が建物の一部となって、こうして今建っているんだと感じられて嬉しく思ったと同時に、お仕事に対して大きなやりがいを感じられました

私は小さなプロジェクトでの体験ですが、やりがいや達成感を感じたことがあります。

それだけでも私にとっては嬉しいことだったのですが、実際に社会の一部として形に残るというのはその気持ちが倍増しそうです。

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家宇治さん

この事業は、図面を作成したものや計画したものを製造し、管理し、部品として現場へ運びます。

ですので1つのプロジェクトが1年以上かかる事例もあるんです。

とても長い期間をかけてプロジェクトを進める分、全て納品できた時はほっとしますし、実際に出来上がったときにはとてもやりがいを感じますね

1年という長い間1つのプロジェクトと向き合い、計画・設計から現場への納品までを行う。

そしてそれが社会の一部として形になる。

その時に訪れる感情というのは、ドーケンさんならではなのではないでしょうか。

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株式会社ドーケン 3
尾崎さん

業務の中で行わなければならないことはとても多いですが、作業の流れ自体はほとんど同じです。

とはいえ、物件や造る製品によってそれぞれ内容は違いますし、複雑な形状の製品製造や突然の変更が入るなど難易度の高い業務が発生する場合もあります。

日々の業務に加え、イレギュラーで発生した案件をこなし一物件をやり切った時は、普段感じる以上のやりがいが得られます

お互いを尊重したドーケンの関係性

ここまでドーケンさんの事業、計画設計部の仕事内容とやりがいをお伺いしてきましたが、取材中に強く感じたのは皆さんの仲の良さ

年齢や勤務年数に違いがあるにも関わらずとても和気藹々とお話をしてくださいます。

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そこで、計画設計部の皆さんの雰囲気についてお伺いしました。

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坂本さん

今ではこんなふうに自然に過ごすことができていますが、ドーケンで働き始めて1年ほどは素の自分を出すことができませんでした

緊張することや不安なことが多かったので始めから自分らしく過ごすことは難しいと思うのですが、そこに気づいてくれる社員さんやそういう自分をいじってくれる社員さんがいて、気がつけばありのままの自分で楽しみながらお仕事できるようになりました。

ドーケンには、周りの人をよく見てサポートできる社員さんがたくさんいます。

これがドーケンという会社の誇りだと私は強く感じています

他の人が自然体で過ごせる環境をつくるというのはきっと簡単ではないと思います。

そのような中で坂本さんが誇りと感じるほど、自然な人間関係が構築されているというのはドーケンさんの絶対的な魅力だと私も感じました。

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坂本さん

それに、女性ならではの視点かもしれませんが、周りの社員さんは良い距離感でコミュニケーションをとってくれます

距離が近すぎるとプライベートな部分に踏み込んで来てしまう方がいることも考えられますが、ドーケンにはそういう人がいなくて、お互いのパーソナルスペースを尊重している人がほとんどだなと感じます

パーソナルスペースを理解することは、相手を尊重することでもあります。

お互いの信頼関係が深く構築されているからこそなのだなと思いました。

続いて家宇治さんに計画設計部の魅力についてお話しいただきました。

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家宇治さん

大変な仕事の中にある面白さが魅力かなと感じます。

元々はサービス業で働いていたので、ドーケンに入ったときは全くのゼロからスタートしました。

工業高校に通っていたのでモノづくりは好きだったのですが、もちろんそれ以外の仕事も多く、大変なことはあります。

ですが、やはり面白いと思う部分があるからこそ、長く働けていると感じています。

また、難しいことがあっても上司に相談しやすい、何気ないことからコミュニケーションをとれる空気感があるというのは魅力の1つだと感じます

お仕事において困ったことがあっても周りの方に相談することができるというのは、やはり働くうえでとても大事なことなのかなと感じます。

社内の雰囲気が良いとはいえお仕事が上手くいかなければ、長い間働くというのは現実的ではないのかなと想像しました。

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尾崎さんはどのようにお考えでしょうか。

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尾崎さん

設計部内は、社員・パート・派遣に関わらず、様々な話題で気兼ねなく話すことができる関係性ですし、何かあれば上司にも相談しやすい距離感なので、そこは魅力ですね

距離感や空気感という言葉がよく出ている印象ですが、特にコミュニケーションに力を入れているのでしょうか?

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家宇治さん

仕事に集中するときは静かになって、そうでないときはなんとなく話をして…そんな距離感ですね。

特別何かコミュニケーションをとったり、関わりを持ったりするわけではないですが、程よい距離感で仕事をしています

株式会社ドーケン 3
尾崎さん

会社の仲間とは1日の半分くらいを一緒に過ごすからこそ、関係性が良くないと仕事の質や私生活にも影響が出てしまいます。

ですので、部署内の雰囲気が悪くならないように心がけていますし、プライベートに踏み込み過ぎると快く感じない人もいると思いますので、ほど良い距離感を大切にしています

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坂本さん

まさに「家」にいるような距離感です!

家事などをしている時は集中しますが、それ以外のときはコミュニケーションをとったり、自分のしたいことに没頭したりします。

そういった感覚とほとんど同じ雰囲気で皆さん仕事をしているのかなと思います

家のような距離感というのはとても想像しやすいですよね。

実際に私は対面して取材をしているからこそ感じることができましたが、皆さんの空気感にもそれは現れていたように思います。

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では取材の最後に、ドーケンさんの計画設計部で働くことに向いている人物像について教えてください!

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尾崎さん

完璧を求める性格の方が、作図においては向いていると思います。

しかし、実際に業務が進み製造が始まると様々なトラブルや変更点が発生するので、そういう場面では柔軟な対応力と良い意味でのいい加減さが求められます。

ですので、総合的にはバランスの取れたものの考え方が必要になるかと思います。

また、様々なルールは存在しますがマニュアルに沿って進めていく仕事ではないので、「学んだことは吸収する」という姿勢は大切ですね

完璧と柔軟さ、そして学びに対する貪欲さが重要なお仕事ということですね。

モノづくりという観点からいうと、やはりモノづくりが好きな人が良いといったことはあるのでしょうか?

株式会社ドーケン 3    尾崎さん

私個人は、プライベートで小屋を建てたりするほどモノづくりが大好きです。

仕事においても頭の中で形状をシミュレーションしたり、絵も得意なので簡単な形状ならスケッチして打ち合わせに使ったりと役立つ面はあります。

ここまでお話ししたように、それ以外にも様々な能力が求められる職場ではありますが、モノづくりに興味があることは製造業である以上、武器の一つになるかと思います

小屋を0からつくるというのはとても大変そうです!

尾崎さんのモノづくりへの愛の深さが感じられるお話でした。

では家宇治さんは、計画設計部に似合う人物像についてどのようにお考えでしょうか。

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家宇治さん
設計だけでなく打ち合わせなどもしているので、コミュニケーション能力は大切です。

現場の要望を引き出しつつ、それをドーケンで実現できるかどうか判断することも重要ですから、その間をとることができるバランス感覚やメンタルも必要なんです

確かに計画設計部さんのお仕事というのは図面を作成するだけではないとお話しいただきました。

だからこそコミュニケーション能力などが必要なんですね。

では坂本さんはどのようにお考えでしょうか。

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坂本さん

分からないことがあったら、素直に「分からないです」と言える人が良いかなと思います。

会社内外の方と連携を取りながら進めていく仕事なので、勝手に進めてしまうと後のフォローがとても大変です。

そういう面では真面目でどんなことにも真摯に向き合える性格の人が向いていますし、他の意見・人を受け入れられるだけのメンタルも必要ですね

株式会社ドーケンさんのお話を伺って

今回は株式会社ドーケン(以下:ドーケン)の計画設計部、尾崎哲一さん、家宇治匠さん、坂本美優さんにお話を伺いました。

取材前半ではドーケンさんのお仕事について詳しくお伺いすることができ、“コンクリート”に詳しくない私でも想像できるお話をいただきました。

取材後半ではドーケンさんの雰囲気や人間関係について質問。

取材中にも感じられた皆さんの心の距離の近さや醸し出す雰囲気には、日頃からドーケンさんが持ち合わせている社内の雰囲気が関係していることが深く分かりました。

もっとドーケンさんについて知りたいという方はホームページも確認してみてくださいね!

株式会社ドーケン,梁、柱、躯体に関するプレキャストコンクリートの設計、製造…

 

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